本格的な風邪のシーズンとなりました。
風邪は「ふうじゃ」と書きますが、風の邪気は「風門」と呼ばれる背中の肩甲骨の間にあるツボから入ってきます。
首筋から背中がゾクゾクとしたら、もうすでに、風邪の邪気が侵入しているのです。
風邪を侵入させないためには、首筋をしっかりガードすることが大切です。
また「寒邪」といって、寒さによる腹痛、背中の痛み、胃腸カゼなどは、足首、足のくるぶし、きびすのあたりから、入ってきます。
寒邪は足元から侵入しますので、足がとても冷えている人と、胃腸が冷えている人は発病しやすくなりますし、胃腸症状や、痛みも激しく出ます。
ノロウイルスが体に入っても、発病する人としない人の差は、体温による抵抗力です。
また、咳カゼ、喉カゼは、手首の冷えで症状が激しくなります。手首には、肺を通る経絡が通っているため、この部分の保温は大切です。
日頃から体温をしっかりあげて、風邪知らずで冬を乗り切りましょう