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使用薬草 『艾葉 (よもぎ) その1』

よもぎは温め、寒さを取り、痛みを取り、気血を作り、血行を改善し隅々までエネルギーを送り出します。

よもぎは『ハーブの女王』と呼ばれるほど、その効能は絶大で、飲んで良し、付けて良し、浸かって良し、嗅いで良し、燃やして良しの五拍子揃った薬草で、『病を艾(止)める』という意味から、漢方名では艾葉(ガイヨウ)と呼ばれ、その効能や栄養価の高さから、昔から万能薬とも言われてきました。


食物繊維はほうれん草の10倍近くもあり、クロロフィルは食物繊維の5000分の1という小ささなのです。

よもぎ蒸しと言えば、デトックスですが、この小さい食物繊維が小腸絨毛の奥に蓄積したダイオキシン、残留農薬、有害金属(水銀、鉛)を取り除いてくれるのです。

浄血作用があるので血液をサラサラにして、アレルギーや高血圧にも有効で、よもぎに豊富に含まれる食物繊維との相乗効果で血中コレステロールを低下させる効果も期待できます。
さらに、肌に付ける事によって、切り傷やアトピーなどの改善に昔から使用されてきました。
クロロフィルは血中のヘモグロビンの生成を助ける効果があります。

特に冬場は手荒れに悩む女子が多いですが、施術中、手指がふやけるくらい、手にスチームを充ててあげると、手荒れが治ったという体験が多数聞かれます。
これもよもぎの浄血作用があるからこそです。